ビザ延長(Visa Extension)とは、フィリピン入国時に付与される観光ビザの滞在期限を、現地で延長手続きによって引き伸ばす制度です。フィリピンに30日以上滞在する場合には、この延長手続きが必要になります。フィリピン・セブ島の英語学校で学ぶ場合は、学生ビザの代わりにSSPを申請して、このビザ延長をすることで、30日間を超えてフィリピン・セブ島の英語学校で学ぶことができます。
フィリピンに観光ビザで入国した外国人には、通常30日間の滞在許可が自動で付与されます(例外:ブラジル・イスラエルは59日間、中国、イエメンなどは観光ビザの申請が必要)。語学学校に通うほとんどの学生は30日を超えて滞在するため、入国後にビザ延長の手続きが必須です。基本的には、ビザ延長の手続きはSSPを申請した上で、学校が代行した上で手続きをします。
延長は最大で6回まで可能で、最大滞在期間は36ヶ月(観光ビザベースの場合)。語学留学では以下のようなスケジュールで延長するのが一般的です:
1回目(5〜8週滞在):3,440ペソ(59日間有効)
2回目(9〜13週):4,616ペソ+ACR-Iカード代(3,500ペソ)
2回目(9〜17週):5,616ペソACR-Iカード代(3,500ペソ)
3回目以降:(17〜20週):2,830ペソ
2回目、3回目を生徒の滞在期間に応じて約4週間、あるいは約8週間の延長を選択できます。
3D ACADEMYでは、スタッフがすべてのビザ延長手続きを代行します。学生はパスポートを提出するだけで、外部の入国管理局へ行く必要はありません。延長のタイミングは、留学期間に応じて事前に案内されます。
費用は各回で異なりますが、特に2回目以降はACR-Iカード代が加算されるため、長期滞在者はやや高額になります。6ヶ月を超えてフィリピンに滞在する場合はECCなどの申請も必要になりますので、注意が必要です。
延長時にはパスポートの原本が必要です(最低3営業日預けます)。
不法滞在になると罰金や退去命令の対象になるため、延長期限の管理は重要です。
一部の国籍(例:中東諸国)では事前ビザ申請が必要な場合があります。