ECC(Emigration Clearance Certificate/出国許可証)は、フィリピンを出国する外国人が取得しなければならない証明書の一種です。特に、6ヶ月以上滞在した外国人や、特定のビザ保持者(観光ビザで延長を繰り返しているケースなど)は、出国時にこの証明書の提示を求められます。
フィリピンに長期滞在した外国人が出国する際、税金未納・ビザ不備・違法就労などがないことを証明するためにECCが求められます。
語学留学生も、6ヶ月を超えて滞在した場合や、ACR-Iカードを所持している場合は、出国前にECCを取得しなければなりません。
以下の条件に該当する外国人は、出国時にECCが必要とされています:
フィリピンに6ヶ月以上滞在している
ACR-Iカードを所持している(=60日以上滞在している証明)
学生ビザやSRRVなど、一部の長期ビザ保持者〜6ヶ月を連続して滞在した場合、必要なことがあるようです。
※4週間や8週間の短期留学の方には原則不要です。(24週までの留学絵あれば不要)
ECCの申請は、出国予定日の1〜2週間前に行うのが一般的です。
3D ACADEMYでは、該当者には事前にスタッフが案内し、代理で申請を行います。✴︎学校でパスポートを預かって管理していますので、ECCが必要な場合は、学校から生徒に声をかけますのでご安心ください。
申請時には以下が必要です:
パスポート原本
ACR-Iカード(ACR-I所持者のみ)
出国航空券のコピー
顔写真(2×2インチ)
発行には3〜5営業日程度かかるため、余裕を持った準備が必要です。✴︎ECCの申請をしないで出国をしようとした場合ばっきんを取られることがあるので、注意が必要です。
ECCの申請費用は2,880ペソです。
ただし、ACR-Iカード未所持であっても、滞在期間が長い場合には追加費用が発生することもあります。
ECCなしで空港に向かうと出国を拒否される可能性があります。
出国予定日直前の申請は間に合わないことがあるため、必ず余裕を持って準備してください。
帰国ではなく「他国への移動」の場合でも、ECCは必要となることがあります。