SSP(Special Study Permit)は、フィリピンで語学学校に通う外国人が取得しなければならない「特別就学許可証」です。観光ビザとは別に必要な制度で、政府(フィリピン入国管理局)からの正式な許可を受けて語学学校で学ぶためのものです。フィリピンで合法的に観光ビザで滞在するために、全ての外国人が取得を義務付けられています。
観光ビザで入国しても、語学学校で学ぶにはSSPが必要です。これは「就学行為」を合法化するための許可であり、SSPを取得せずに授業を受けることは違法とみなされる可能性があります。一般的に、フィリピンでは学生ビザは、高校・大学に正規に進学する人向けの1−2年のビザとなります。フィリピンには英語学校で学ぶための学生ビザというものがなく、その代わりに必要なのがSSPとなります。
当校では、SSPは入学の最初の週ににスタッフが代理で申請します。必要な書類(パスポートなど)を提出するだけで、生徒自身が入国管理局に行く必要はありません。申請後、数日以内に発行され、コピーが学校から渡されます。SSPを申請した場合、このコピーが生徒に配布されるため、フィリピンから出国をする場合に提示を求められることがありますので、注意が必要です。
SSPの有効期限は90日(約3か月)です。長期留学(13週以上)の場合は、90日経過前に再度申請を行う必要があります。24週間(約6か月)滞在する場合は、2回分のSSP申請が必要です。
3D ACADEMYでは、SSPの申請費用は10,540ペソ(2025年現在)です。2回目以降の再申請では6,800ペソが必要となります。これは2024年にSSP申請じにSSP~I Cardの申請が必要になったことから、初回のSSP申請にSSP~I Card申請だいきんが含まれているためです。SSP~I Cardは一年間有効のため、更新時には必要がありません。
SSPは他の学校へ転校する際は再申請が必要です(学校ごとに発行されるため)。
就学以外の目的(インターンやアルバイトなど)には使用できません。
ACR-Iカードとは別の制度です。